2009年11月12日
三味線に関する言葉
相手を惑わすことを「三味線を弾く」という。本来は「口三味線を弾く」、つまり口で三味線の音色を真似る事から、偽物、虚言という意味。たとえば「マージャンで、実際の手とは全く異なる手が出来ているように言い、相手を油断させたり警戒させたりする」「モータースポーツの予選でのかけひきで、実力よりはるかに遅いタイムを出してライバルチームを油断させる」など。
シャミセンガイは腕足動物門腕足綱無穴目シャミセンガイ科に属する動物。殻を胴、長い尾を棹に見立てたもの。
ナズナ(アブラナ科の植物)の俗名として「ペンペン草」がある。これは果実が三味線の撥に似ているため、三味線音の擬音「ペンペン」を冠したもの。
三味線は楽器分類学上「リュート属」に属し、その中でも胴に長い棹を差し込んだ形状をしており、このような楽器は世界各地に見られ、ギターやシタールも同じ仲間と見なされている。いっぽう同じリュート属でも琵琶やリュートなど棹と胴が一体化もしくはそれに近いものとは別の系統とされる。
楕円形の胴に革を張り、棒状の長い棹を取り付けたリュート属弦楽器は、すでに古代エジプトの壁画に見られる。しかしこれが三味線の直接的な祖先かどうかは分からない。一方同じような楽器が中国秦代にも現れ、やがて奚琴となり、トルコ族によって中東に伝えられてラバーブになった。このラバーブが後に中東及びイラン(ペルシャ)のセタールとなったという説がある(胡弓演奏家・原一男による「擦弦楽器奚琴起源説」)。これは「3つの弦(糸)」の意であり、これが三味線の祖先とされる。のち中国に入り、三弦(サンシェン)が生まれる。琉球王国と中国(福州)との貿易により琉球にもたらされ、三線(サンシン)となった。これが三味線の原型という説もある(中国の三弦そのものが琉球経由で日本に入ったとする説もある)が、その後三線は本土の三味線から逆影響を受けて完成した。このような理由にもより、沖縄県では今でも中国風に「サンシン」と呼んだり、日本風に「シャミセン」と呼んだり、二つの呼称が併存している。
16世紀末、琉球貿易により堺に中国の三弦がもたらされ、短期間の内に三味線へと改良された。豊臣秀吉が淀殿のために作らせた三味線「淀」が現存するが、華奢なものの、すでに基本的に現在の三味線とほとんど変わらない形状をしている。外国楽器である三弦から三味線への改良に関しては、当道座の盲人音楽家との関連が重要である。三弦が義爪を使って弾奏していたのを改め、三味線の弾奏に彼らが専門としていた「平曲(平家琵琶)」の撥を援用したのもそのあらわれである。また琵琶の音色の持つ渋さや重厚感、劇的表現力などを、本来どちらかといえば軽妙な音色を持つ三味線に加えるために様々な工夫がなされたものと思われる。とくに石村検校は三味線の改良、芸術音楽化、地歌の成立に大きく関わった盲人音楽家であろうと言われる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
三味線は日本の代表的な有棹弦楽器ですね。
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